特定非営利活動(NPO)法人 グローバル・シップス こうべ
従来の価値観にしばられない新しい生き方、自由・平和・愛を求め、希望と不安を胸に、いざ共に大海へ!
2023/08/05(土)

8/12(土)に2023年度の第5回オンラインスペース・フェニックスを開催しました。


お知らせ
2020年度から開催してきましたオンラインスペース・フェニックスを今年度も開催することになりました。

日時:2023年8月12日(土)の15時から16時半(開場14時半)

テーマ:フリー

ソフト:ZoomとメタバースのoVice(※参考)ビデオ、音声、チャットいずれの利用も可能です。

URL:メールでお知らせします。

対象:兵庫県内在住・在勤のひきこもりの当事者・経験者などで、お会いしたことのある方か支援者などから紹介のあった方(県外の方の参加も可能です)
※当事者・経験者以外の家族や支援者、メディア関係者の参加も可能です。詳しくはメールで(online@global-ships.net)お問い合わせください。

お申し込み:お名前(ペンネーム可能)と性別、初めての方は簡単なプロフィール(ひきこもりの経験など)、当法人メンバーとの関り(誰といつどこで会ったか?)か利用している支援機関と担当者名(○○会の△△さんなど)、お住まいの都道府県などをフォームでご連絡ください。

参加費:無料

流れ:
14:30 開場:進行役がZoomでオンラインにしてお待ちしています。
Zoomの使い方がわからない方はお早めに参加して尋ねてください。

15:00 スペースを開始:
進行役から流れやテーマを説明して自己紹介をします。
続いて進行役から、ビデオ参加者と音声参加者のお名前を読み上げるので、各自で自己紹介をしてください。
チャット参加者もコメントをしてください(「○○です、こんにちは」だけでも)、進行役がチャットを読み上げます。

15:15ぐらい 続いてテーマトークです。それぞれ今日のテーマについて話します。(途中で10分ぐらい休憩を取ります)

16:15ぐらい テーマトークの終了です。一言ずつ感想などをお話しください。

16:30 進行役から次回のお知らせをして、会の終了です。残れる方は残って話してください。

17:00 オフラインになります。

お知らせ:音声やチャット(文字のみ)での参加も可能です。
見学などの方が入る場合があります。その際はお申し込みの方にメールなどで事前にお知らせします。
都合により、日時などが変更になる場合があります。その際はメールなどでお知らせします。

参加のルール:参加者が嫌なことがないように協力してください。
① 参加者同士、ご自身やお互いのプライバシーに気をつけてください。
詳しい住所、連絡先などを話さない、聞かないようにしてください。出てきた話や画面を他の場所などで公表しないようにしてください。
ただ主催者は、参加を迷っている方に様子を伝えるために個人が特定されない形でレポートをサイトなどで公表することがあります。
② 話したい人が話せるように、お一人の話は数分で終わるようにしてください
③ 価値観があわない話でも否定しないようにしてください(「私はこう思いますが、そんな考えもありますね」ぐらいで)
④ 個人を批判したり中傷しないようにしてください。
⑤ なおこの場所はお互いに助けたり助けられたりする自助共助の場で、支援や治療の場ではありません。
⑥ ひきこもり関連のイベントや自助会、支援機関などの紹介は可能ですが、宗教やネットワークビジネスなどの勧誘は禁止します。
⑦セキュリティのために待機室を有効にしています。ご連絡いただいたお名前かニックネームで接続してください。
⑧精神的な疾患などで治療中の方は主治医にご相談の上、ご参加ください。
⑨これらに反する行為があった場合、進行役から連絡して、繰り返される場合は、参加を禁止する場合があります。またこれらのルールを見直す場合がありますのでご了承ください。

※参考
ソフトウェアは、これまで通り設定が簡単で、チャット参加や画面の共有も可能なZoomというシステムを使います。
https://zoom.us/

レポート:
お盆前の8月12日に、第5回目のフェニックス自助会を行いました。
もともとこの自助会が開催された理由に、お盆や正月などの親戚などが来る時期が当事者にはつらく感じることもあり、それを軽くする意味でも、この時期あたりにオンラインで息抜きのようなことができたら、というものがありました。もしよければ初めての方なども参加してもらえればと思います。

今回の参加者は当事者・経験者6名、当事者の保護者1名の計7名で、そのうち初参加の方が1名でした。
参加においての注意事項などを紹介した後、それぞれの自己紹介と近況のシェアを順番に行いました。

その後、近況などをきっかけにして、フリートークを行いました(スタッフが話題を振ったりします)。
ひきこもりの宿泊、共同生活系の支援の話題や、親との関係と生きづらさなどが話題に出ていました。

以下に一部共有します。
・岡山や、大阪などに、共同生活、宿泊系の活動があるらしい。
・働いていない・ひきこもりの時に親戚が来て、なんの気なしに『仕事は何を?』と聞かれるのが苦痛。
・『誰かに守られない』世間に出るストレスが強く感じられ辛い。子どものころ過保護がちだったせいか?
・親などのせいにしないほうが生き方を選べる自由を手に入れられた感触があった。
・親に問題を感じる。たとえ気持ちを話すにしても、謝罪がせめてあればそれがその下地になりやりやすいのだが。
・親子は状況も違い一概には言えないが、理不尽な親もいる。
・若いほうが苦しみが大きいかも。年齢が上がり周囲の目や自分への要求も減ることで、ある意味での自己肯定感が出てきて楽になった感じがある。
・苦しみを訴えて預けられる何かがあると、自分の状況を冷静に見直すこともできるようになるのでは。
・親と暮らすなど物理的な近さが葛藤を強くしてしまう要因になるのかも。誰か・何か他に作用する要因があればいいのかも。

また、関連する自助会やイベントなどの情報もシェアされました。

8月19日(土)14:00~16:00 NPO法人KHJ全国ひきこもり家族連合会
『第3回メタバース居場所』

10月25日(水)13:00~ 思春期関連問題研修会&合同シンポジウム
『「孤独」「孤立」とICTを活用するひきこもりの未来について』

次回は9月16日(土)開催の予定です。

この事業は兵庫県からの委託により実施しています。